真昼の月、白梅の君
経久が元服をした年の正月、父は珍しくそれを盛大に祝おうと言い出した。
自分の世継ぎが元服した年くらい、盛大にと言うのは思いの外重臣達も納得したらしい。
経久自身の意向とは関係なく、この辺りに昔から拠点を置いているという芸能集団を城へ招くことになった。
様々な芸事に通じるという彼等は、血縁だけでかなり大きな一座を持っているという。
それを城下へ行ったときに、父が見て、気に入ったのだと聞いた。
興味はない、それが経久の最初の印象だった。
祝って貰うのは嬉しくないわけではないが、何処か気恥ずかしく素直に喜べなかったのもある。
それでも時間が過ぎるのは止めることが出来ない。
多少、億劫になりつつも正月の酒宴の日はやってきたのだ。
庭に設置される舞台を遠目に見ながら、経久は溜息を吐く。
城の奥では侍女や使用人達が忙しく、動き回っているし、父は重臣達と仕事の話、母は酒宴の衣装選び、兄弟達も同様だった。
一人、ぽつんと取り残された形になった彼は、暇を持て余してここにいた。
と、言っても相手をしてくれる者など誰も織らず、結局同じ事だった。
一月の冷たい空気と、それを和らげてくれる太陽の光、そして、うっすらと見える真昼の月があまりにも不釣り合いにも見える。
彼は再度溜息を吐いて、立ちあがった。
何処か自分の居場所を探そうと、縁側を歩いていく。
季節柄か、庭には赤と白の梅が咲いている。
誰の趣向だったか、桃や桜よりも梅が良いと言って幾つか植わっているのだ。
ぼんやりと空と梅を時折長めながら、足を進めると、ふわと何かが舞うような影が視界に入った。
白に紅い紐をあしらった鮮やかな袖が、ふわりとまた空を舞う。
「なんだ…?」
思わず口にした声は、まともに音にならなかった。
誰かいる、と思えば視線はその袖の主へと向けられる。
ふわり、ふわりとそれはまるで雲のように、舞っていた。
袖の主は白い狐の面を着けて、白い梅の枝を持っていた。
軽やかな足取りを踏む、足は何も履いて折らず、紅い袴から伸びる白い素足が砂の上に着く。
その人が枝を振る度に、甘い白梅の香りが周りに舞い散るようだった。
思わず、息を飲んだ。
音もなく、ただ、昼の月が浮かぶ梅の庭、そこで誰かが舞いを演じている。
とん、と最後に足を着いて、袖が砂の上に収まった。
そこで舞いが終わったのに気が付いて、経久は息を吐き出した。
呼吸を忘れていたのかと、そこで初めて気が付いた。
「…これは、これは、若様。思わぬ所を見られてしまいました」
と、狐面の向こうから声がする。
りんとした、透き通るような声に経久は「あ」と小さく声を零した。
こちらに気が付いていたのかと、一歩前に出る。
言葉が出ない、目の前の相手に掛ける言葉が見つからなかった。
「お前は……」
漸く出てきたのは、そんな相手が何者かを問う言葉だった。
狐面の男は、すぃとその面を採った。
面の向こう側には、美しい黒く怜悧な目が見える。
綺麗に施された化粧は、声を聞かなければ女と見間違えるほどだ。
真っ直ぐな鳶色の髪が肩に掛かれば、余計にどちらかなど解らない。
「これはご無礼を。私は今宵舞いを演じさせて頂きます、鉢屋衆の長。どうかお見知りおきを…」
そう言って、膝を突く姿も動作も、やたらに優雅に見える。
まるで、常に舞っているようなそんな振る舞いだ。
「…いや、儂の方こそ盗み見の様な真似をした。許せ」
「……有難う存じます」
そう言って、彼はすいとまた軽く頭を下げた。
柔らかい髪がさらりと揺れて、経久はそれに目を奪われるような気がした。
「今宵は、先の舞いを演じるのか?」
「えぇ、これでも長ですから。取りを任されております故」
「なら、それを浚って居たのか…」
そんな所です、と彼は頭を上げて目元だけで笑った。
それでも、彼は何処か寂しげなものだった。
手に持った梅の枝、それをそっと両手に持ち替えて、彼は立ちあがる。
「…では、私はこれにて。今宵の宴で、若様のお顔を改めて拝顔できるのを楽しみにしております」
「あ…っ」
待て、と言う言葉は結局飲み込まれてしまった。
不意に、赤子を抱いた女の姿が見えて、経久の伸ばした手がさっと下がる。
「妻子が…おるのか…」
当然か、と小さく零す。
自分よりも随分年上に見える彼に居ないはずもないか、と何かを期待して様な自分に溜息を零す。
「名前は…聞けなかったな」
小さく零して、庭に咲く白梅を見つめた。
「似ている…」
そう小さく呟いて、経久は踵を返した。
ほんの少しだけ、夜の宴が楽しみなようにも思えた気がした。
鉢屋衆の舞いは、なかなか城内でも好評であったようだ。
流石お館様、目の付け所が違うと重臣達は経久の父親を褒め称える。
それとは変わって、父は舞いを待ったあの、長である男を褒めていた。
自ら酌をして、酒を勧める。
だが、彼は下戸だと言って二、三杯盃を干しただけで、残りを断っていた。
ぼんやりと経久も避けに口を付ける。
地酒は決してまずくはないが、味がしないような気もする。
酔えない、と溜息を吐いて辺りを見回せば、彼の姿は何処にも無かった。
外に、と経久は首を傾げつつ、そっと宴を抜け出す。
彼等の居城である月山富田城は山の上にある城で、とにかく寒い。
酒のせいで上がっていた体温もあるのか、吐き出した息は空気を白く染める。
耳を澄ませば、隣からか細い笛の音が聞こえてくるのに、経久はもしかしてと視線をやった。
滑らせるように顔を横に向ければ、そこには昼間会った彼が居る。
やっぱり外に出ていたのかと、足を向けるとその気配に気付いたのか、彼はさっと笛を降ろした。
「これは、若様…。如何なさいました?」
昼間聞いたときと同じ、気遣いの言葉だけれど、感情など無いような声に経久は、ん、と頷いた。
「隣は…良いか?」
そう尋ねると「えぇ」と彼は頷いて、そっと隣を開ける。
「…涼みに来たのだ。中が酒臭くて、おまけに熱くてかなわぬから」
と、先ほどの問いに応えれば彼は「私もです」とまた笛を唇に宛てた。
冷たく透き通るような笛の音が経久の耳に届いた。
新月のせいか、後ろから零れる灯りでしか、彼の顔は見れない。
伏せられた睫の影が、そっとその白い顔に落ちていた。
「……お前は、笛も得手なのだな」
「芸事は一通り。これでも、長と呼ばれる者ですから」
言葉を交わせば、笛の音が途切れる。
もっと聞いていたい気もするが、経久はそれ以上に話をしたかった。
目の前の男をもっと知りたいと思った。
ひんやりとした刃の様な、それでいて空に解ける真昼の月の様な、でも、どこか白梅の様に甘い香りのする男。
そっと、経久はその髪に手を伸ばした。
髷を結っているのではなく、高い位置で括られたそれは容易に手を伸ばせる位置にある。
ふと見れば手に持っていた白梅は、その髪を飾るように刺さっている。
さらさらと夜風に流れる鳶色のそれに、そっと指を絡ませようとすれば、彼はすと身を引いた。
「…私のような下賤の者に、若様は触れてはなりません」
「どうしてだ?」
「そういう決まりですから」
決まりだから、その言葉は何故かすとんと経久の中に落ちてくる。
「私の様な者が、貴方のように高貴な方に触れられる訳はないのです。それが世の道理…」
「儂が、触れたいと言っても…。お前は拒むのか?」
そう、真っ直ぐに見つめて言葉を向けると彼は、ふと瞼を伏せて、浅く頷いた。
そう応えるのがまるで当然と言うように、その動きに澱みはない。
「…私に触れて、貴方が穢れるくらいなら。私は貴方を拒みます」
「でも、儂は…」
そう言葉を継げようとすれば、自分の唇に木の枝の感触がした。
髪から抜いた、白梅がそっと経久のそこに押し当てられる。
「…もし、若様が私を望んでくださるのなら。何時でも馳せ参じましょう。その時は…私は貴方に死ぬまで仕えると、誓います」
だから、と彼はそっと枝から手を離す。
唇に触れたそこ、一番近い白梅の花から甘い香りがした。
「何時でも。貴方の傍で、命を尽くしましょう」
だからそれ以上言うなと、言いたげに彼の瞳が微かに揺れた。
すい、と立ちあがって、彼は経久の後ろを通る。
「では、私は先に宴に戻りましょう。若様も、お体を冷やさぬように…」
「あ……」
小さな声は結局、開かれた障子から零れる音に掻き消される。
膝を見れば、先ほどの白梅が落ちていた。
それを拾い上げて、経久はそっと唇に押し当てる。
「…振られたのか」
小さく呟いた言葉は、そっと白梅の花を揺らした。
空には、ただ星ばかりが輝いている。
そっと目を閉じて、経久は白梅の匂いのする息を吸い込んだ。
甘い、だが、何処か酸味のある匂いがする。
「……欲しい、」
お前が、欲しいのに。
その言葉は届かぬまま、白い花だけが聞いていた。
end
親愛なる志信様へ(勝手に)捧ぐ、経久→三郎父です。
取りあえず出会い…なんですけど、一日で振られる経久様。多分、三郎は父とそっくりなんですよ。雰囲気とか、そんなのが。
んでも三郎には兵助がいるから、三郎も手に入らない。ぁ…あれ?このシリーズで一番気の毒なのって、もしかして、経久様…?
自分の世継ぎが元服した年くらい、盛大にと言うのは思いの外重臣達も納得したらしい。
経久自身の意向とは関係なく、この辺りに昔から拠点を置いているという芸能集団を城へ招くことになった。
様々な芸事に通じるという彼等は、血縁だけでかなり大きな一座を持っているという。
それを城下へ行ったときに、父が見て、気に入ったのだと聞いた。
興味はない、それが経久の最初の印象だった。
祝って貰うのは嬉しくないわけではないが、何処か気恥ずかしく素直に喜べなかったのもある。
それでも時間が過ぎるのは止めることが出来ない。
多少、億劫になりつつも正月の酒宴の日はやってきたのだ。
庭に設置される舞台を遠目に見ながら、経久は溜息を吐く。
城の奥では侍女や使用人達が忙しく、動き回っているし、父は重臣達と仕事の話、母は酒宴の衣装選び、兄弟達も同様だった。
一人、ぽつんと取り残された形になった彼は、暇を持て余してここにいた。
と、言っても相手をしてくれる者など誰も織らず、結局同じ事だった。
一月の冷たい空気と、それを和らげてくれる太陽の光、そして、うっすらと見える真昼の月があまりにも不釣り合いにも見える。
彼は再度溜息を吐いて、立ちあがった。
何処か自分の居場所を探そうと、縁側を歩いていく。
季節柄か、庭には赤と白の梅が咲いている。
誰の趣向だったか、桃や桜よりも梅が良いと言って幾つか植わっているのだ。
ぼんやりと空と梅を時折長めながら、足を進めると、ふわと何かが舞うような影が視界に入った。
白に紅い紐をあしらった鮮やかな袖が、ふわりとまた空を舞う。
「なんだ…?」
思わず口にした声は、まともに音にならなかった。
誰かいる、と思えば視線はその袖の主へと向けられる。
ふわり、ふわりとそれはまるで雲のように、舞っていた。
袖の主は白い狐の面を着けて、白い梅の枝を持っていた。
軽やかな足取りを踏む、足は何も履いて折らず、紅い袴から伸びる白い素足が砂の上に着く。
その人が枝を振る度に、甘い白梅の香りが周りに舞い散るようだった。
思わず、息を飲んだ。
音もなく、ただ、昼の月が浮かぶ梅の庭、そこで誰かが舞いを演じている。
とん、と最後に足を着いて、袖が砂の上に収まった。
そこで舞いが終わったのに気が付いて、経久は息を吐き出した。
呼吸を忘れていたのかと、そこで初めて気が付いた。
「…これは、これは、若様。思わぬ所を見られてしまいました」
と、狐面の向こうから声がする。
りんとした、透き通るような声に経久は「あ」と小さく声を零した。
こちらに気が付いていたのかと、一歩前に出る。
言葉が出ない、目の前の相手に掛ける言葉が見つからなかった。
「お前は……」
漸く出てきたのは、そんな相手が何者かを問う言葉だった。
狐面の男は、すぃとその面を採った。
面の向こう側には、美しい黒く怜悧な目が見える。
綺麗に施された化粧は、声を聞かなければ女と見間違えるほどだ。
真っ直ぐな鳶色の髪が肩に掛かれば、余計にどちらかなど解らない。
「これはご無礼を。私は今宵舞いを演じさせて頂きます、鉢屋衆の長。どうかお見知りおきを…」
そう言って、膝を突く姿も動作も、やたらに優雅に見える。
まるで、常に舞っているようなそんな振る舞いだ。
「…いや、儂の方こそ盗み見の様な真似をした。許せ」
「……有難う存じます」
そう言って、彼はすいとまた軽く頭を下げた。
柔らかい髪がさらりと揺れて、経久はそれに目を奪われるような気がした。
「今宵は、先の舞いを演じるのか?」
「えぇ、これでも長ですから。取りを任されております故」
「なら、それを浚って居たのか…」
そんな所です、と彼は頭を上げて目元だけで笑った。
それでも、彼は何処か寂しげなものだった。
手に持った梅の枝、それをそっと両手に持ち替えて、彼は立ちあがる。
「…では、私はこれにて。今宵の宴で、若様のお顔を改めて拝顔できるのを楽しみにしております」
「あ…っ」
待て、と言う言葉は結局飲み込まれてしまった。
不意に、赤子を抱いた女の姿が見えて、経久の伸ばした手がさっと下がる。
「妻子が…おるのか…」
当然か、と小さく零す。
自分よりも随分年上に見える彼に居ないはずもないか、と何かを期待して様な自分に溜息を零す。
「名前は…聞けなかったな」
小さく零して、庭に咲く白梅を見つめた。
「似ている…」
そう小さく呟いて、経久は踵を返した。
ほんの少しだけ、夜の宴が楽しみなようにも思えた気がした。
鉢屋衆の舞いは、なかなか城内でも好評であったようだ。
流石お館様、目の付け所が違うと重臣達は経久の父親を褒め称える。
それとは変わって、父は舞いを待ったあの、長である男を褒めていた。
自ら酌をして、酒を勧める。
だが、彼は下戸だと言って二、三杯盃を干しただけで、残りを断っていた。
ぼんやりと経久も避けに口を付ける。
地酒は決してまずくはないが、味がしないような気もする。
酔えない、と溜息を吐いて辺りを見回せば、彼の姿は何処にも無かった。
外に、と経久は首を傾げつつ、そっと宴を抜け出す。
彼等の居城である月山富田城は山の上にある城で、とにかく寒い。
酒のせいで上がっていた体温もあるのか、吐き出した息は空気を白く染める。
耳を澄ませば、隣からか細い笛の音が聞こえてくるのに、経久はもしかしてと視線をやった。
滑らせるように顔を横に向ければ、そこには昼間会った彼が居る。
やっぱり外に出ていたのかと、足を向けるとその気配に気付いたのか、彼はさっと笛を降ろした。
「これは、若様…。如何なさいました?」
昼間聞いたときと同じ、気遣いの言葉だけれど、感情など無いような声に経久は、ん、と頷いた。
「隣は…良いか?」
そう尋ねると「えぇ」と彼は頷いて、そっと隣を開ける。
「…涼みに来たのだ。中が酒臭くて、おまけに熱くてかなわぬから」
と、先ほどの問いに応えれば彼は「私もです」とまた笛を唇に宛てた。
冷たく透き通るような笛の音が経久の耳に届いた。
新月のせいか、後ろから零れる灯りでしか、彼の顔は見れない。
伏せられた睫の影が、そっとその白い顔に落ちていた。
「……お前は、笛も得手なのだな」
「芸事は一通り。これでも、長と呼ばれる者ですから」
言葉を交わせば、笛の音が途切れる。
もっと聞いていたい気もするが、経久はそれ以上に話をしたかった。
目の前の男をもっと知りたいと思った。
ひんやりとした刃の様な、それでいて空に解ける真昼の月の様な、でも、どこか白梅の様に甘い香りのする男。
そっと、経久はその髪に手を伸ばした。
髷を結っているのではなく、高い位置で括られたそれは容易に手を伸ばせる位置にある。
ふと見れば手に持っていた白梅は、その髪を飾るように刺さっている。
さらさらと夜風に流れる鳶色のそれに、そっと指を絡ませようとすれば、彼はすと身を引いた。
「…私のような下賤の者に、若様は触れてはなりません」
「どうしてだ?」
「そういう決まりですから」
決まりだから、その言葉は何故かすとんと経久の中に落ちてくる。
「私の様な者が、貴方のように高貴な方に触れられる訳はないのです。それが世の道理…」
「儂が、触れたいと言っても…。お前は拒むのか?」
そう、真っ直ぐに見つめて言葉を向けると彼は、ふと瞼を伏せて、浅く頷いた。
そう応えるのがまるで当然と言うように、その動きに澱みはない。
「…私に触れて、貴方が穢れるくらいなら。私は貴方を拒みます」
「でも、儂は…」
そう言葉を継げようとすれば、自分の唇に木の枝の感触がした。
髪から抜いた、白梅がそっと経久のそこに押し当てられる。
「…もし、若様が私を望んでくださるのなら。何時でも馳せ参じましょう。その時は…私は貴方に死ぬまで仕えると、誓います」
だから、と彼はそっと枝から手を離す。
唇に触れたそこ、一番近い白梅の花から甘い香りがした。
「何時でも。貴方の傍で、命を尽くしましょう」
だからそれ以上言うなと、言いたげに彼の瞳が微かに揺れた。
すい、と立ちあがって、彼は経久の後ろを通る。
「では、私は先に宴に戻りましょう。若様も、お体を冷やさぬように…」
「あ……」
小さな声は結局、開かれた障子から零れる音に掻き消される。
膝を見れば、先ほどの白梅が落ちていた。
それを拾い上げて、経久はそっと唇に押し当てる。
「…振られたのか」
小さく呟いた言葉は、そっと白梅の花を揺らした。
空には、ただ星ばかりが輝いている。
そっと目を閉じて、経久は白梅の匂いのする息を吸い込んだ。
甘い、だが、何処か酸味のある匂いがする。
「……欲しい、」
お前が、欲しいのに。
その言葉は届かぬまま、白い花だけが聞いていた。
end
親愛なる志信様へ(勝手に)捧ぐ、経久→三郎父です。
取りあえず出会い…なんですけど、一日で振られる経久様。多分、三郎は父とそっくりなんですよ。雰囲気とか、そんなのが。
んでも三郎には兵助がいるから、三郎も手に入らない。ぁ…あれ?このシリーズで一番気の毒なのって、もしかして、経久様…?